東京都港区、ビジネス街の喧騒の中にひっそりと佇む「パラダイス三田(PARADISE)」は、サウナを愛する人々にとってまさに都会のオアシスと呼べる存在です。かつて90年以上続いた歴史ある銭湯「万才湯」をフルリノベーションして誕生したこの施設は、伝統的な日本のお風呂文化と現代的なデザインが絶妙に融合しています。
一歩足を踏み入れれば、そこには日常を忘れさせてくれるような洗練された空間が広がっています。本記事では、パラダイス三田の魅力を余すことなくお伝えします。初めて訪れる方はもちろん、すでに通っている方にも役立つ情報を詳しく解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
パラダイス三田はどんな場所?創業90年の銭湯から生まれた新世代サウナ

パラダイス三田は、単なるサウナ施設ではありません。その背景には、地域に長く親しまれてきた銭湯の歴史が息づいています。まずは、この施設が持つ独特の立ち位置や魅力について詳しく見ていきましょう。
伝統とモダンが融合した銭湯リノベーションの空間
パラダイス三田の最大の特徴は、大正時代から続く老舗銭湯「万才湯」の面影を残しつつ、驚くほどモダンに生まれ変わったその内装にあります。かつての格天井(ごうてんじょう)や下駄箱、番台といった懐かしい要素を活かしつつ、シックな黒を基調としたデザインが施されています。
浴室の壁面には、新時代の銭湯壁画としてデジタルアートや独創的な富士山の図が描かれており、視覚的にも楽しませてくれます。古いものと新しいものが共存する不思議な感覚は、他の施設ではなかなか味わえない特別な体験となるはずです。伝統への敬意を感じながら、最新の設備を堪能できるのがこの施設の醍醐味といえます。
田町・三田駅から徒歩5分!アクセス抜群の立地
仕事帰りや休日のお出かけに立ち寄りやすい立地の良さも、パラダイス三田が支持される理由の一つです。JR山手線・京浜東北線の「田町駅」、および都営三田線・浅草線の「三田駅」から徒歩約5分という好立地にあります。賑やかな飲み屋街を抜けた場所に位置しており、まさに隠れ家のような雰囲気です。
都心の真ん中にありながら、朝6時から深夜まで営業しているため、忙しいビジネスパーソンでも「隙間時間にサクッとととのう」といった使い方が可能です。駐車場はありませんが、公共交通機関でのアクセスが非常にスムーズなため、電車を利用して訪れるのが最も賢い選択と言えるでしょう。
「サウナシュラン」にも選ばれた圧倒的なデザイン性
パラダイス三田は、その革新的な取り組みと質の高い体験が評価され、2022年度の「SAUNACHELIN(サウナシュラン)」に選出されました。これは全国に数多あるサウナ施設の中から、プロサウナーたちの厳しい目によって選ばれた証でもあります。デザインの美しさだけでなく、利用者の動線を考え抜いた設計が高く評価されています。
館内の照明設計は絶妙に落とされており、落ち着いた大人の社交場のような雰囲気が漂います。過度な装飾を削ぎ落とし、「自分自身と向き合う時間」を大切にできる環境が整えられているため、心からのリラックスを求める方に最適です。一度訪れれば、その選出理由にも納得できること間違いありません。
パラダイス三田は、90年の歴史を持つ銭湯を再生させた、デザイン性の高いサウナ施設です。都心からのアクセスが良く、サウナシュランにも選ばれるなど、全国のサウナーから熱い注目を浴び続けています。
極上のサウナ体験!大型共用サウナとプライベートな個室サウナ

パラダイス三田の核となるのは、やはりこだわりのサウナ室です。こちらでは、大人数で熱気を共有する共用サウナと、一人でじっくり汗を流せる個室サウナの2つのスタイルを楽しむことができます。
湿度たっぷり!セルフロウリュができる本格フィンランド式サウナ
1階の浴室奥に鎮座する大型の共用サウナは、約20人が同時に入れる広々とした造りです。室内は3段のひな壇状になっており、座る場所によって好みの熱さを選べるのが嬉しいポイントです。木材の温もりに包まれた室内は、心地よいヒノキの香りが漂い、それだけで深いリラックスへと誘われます。
さらに嬉しいのが、自分のタイミングでストーンに水をかけることができる「セルフロウリュ」が可能な点です。じゅわっという心地よい音とともに熱い蒸気が立ち上り、一気に湿度が上昇します。ロウリュ(熱い石に水をかけて蒸気を発生させる行為)によって体感温度がグッと上がり、質の高い発汗を促してくれます。
誰にも邪魔されない贅沢な時間を過ごせる個室サウナ
パラダイス三田には、共用エリアとは別に完全予約制の「個室サウナ」が複数用意されています。ここは、自分一人のためだけに用意されたプライベートな空間です。周囲の目を気にすることなく、好きな姿勢でくつろいだり、自分のペースでロウリュを楽しんだりすることができます。
個室サウナ内にも本格的なサウナストーブが完備されており、熱々の状態を独り占めできる贅沢さは格別です。静寂の中で集中したい時や、自分へのご褒美として利用するファンが多く、非常に高い人気を誇っています。当日の空き状況によっては店頭で追加予約も可能ですが、確実に利用したい場合は事前のウェブ予約が推奨されます。
ヒノキの香りと心地よい照明が演出する癒しのひととき
サウナ室内の環境づくりには細心の注意が払われています。使用されている木材は高品質なヒノキで、熱が加わることでより一層豊かな香りを放ちます。森林浴をしているかのような清々しい気分の中で汗を流せるのは、この施設ならではの魅力といえるでしょう。
また、照明は間接照明を中心に構成されており、目に優しい柔らかい光が室内を包み込みます。明るすぎない空間が集中力を高め、思考を整理したり、無心になったりするのに最適な環境を作り出しています。テレビなどの騒がしい設備がないため、ただ純粋にサウナの熱と向き合うことができるのです。
水風呂と休憩のこだわり!温度別バスと畳の「ととのい」スペース

サウナでしっかりと体を温めた後は、クールダウンの時間です。パラダイス三田では、水風呂と休憩スペースにも並々ならぬこだわりが詰め込まれています。
冷たさで選べる!10度以下の「シングル」を含む3つの水風呂
水風呂エリアには、温度設定が異なる3つの浴槽が用意されています。一般的な15度前後の水風呂に加え、特筆すべきは設定温度が1桁台の「シングル(グルシン)」と呼ばれる超強力な水風呂があることです。キンキンに冷えた水が、サウナで火照った体を瞬時に引き締めてくれます。
それぞれの浴槽は深さも異なり、首までしっかりと浸かれる深いタイプのものもあります。その日の体調や自分の好みに合わせて、冷たさを段階的に選べるのは非常に贅沢な仕様です。シングルから15度の水風呂へハシゴするなど、自分なりのルーティンを見つけるのも楽しいですね。
吹き抜けの開放感!2階に広がる畳敷きの休憩エリア
水風呂を出た後は、浴室内の階段を上って2階にある休憩エリア(ととのいスペース)へ向かいます。ここは浴室をぐるりと囲む回廊のような造りになっており、床一面に畳が敷かれています。畳の上で足を伸ばしたり、並べられた椅子に深く腰掛けたりして、ゆったりと休憩することができます。
1階を見下ろす吹き抜け構造になっているため、視覚的な開放感も抜群です。天井に取り付けられた大型の扇風機から送られる優しい風が、心地よく肌をなでてくれます。畳の感触が足の裏に心地よく、まるで実家の居間にいるような安心感と、洗練されたスパの高級感が同居する不思議な癒やしの空間です。
デジタルアートと富士山の壁画が融合した独特の世界観
休憩中、目に飛び込んでくるのは浴室の壁に映し出される映像演出です。伝統的な銭湯の象徴である富士山の壁画をベースにしつつ、そこにプロジェクターでデジタルアートが投影されています。ゆっくりと動く抽象的な映像や、落ち着いた色彩が、深い瞑想をサポートしてくれます。
音響効果にも配慮されており、水の流れる音や穏やかな環境音が静かに流れています。この視覚・聴覚的な演出によって、都心のビルの合間にいることを忘れ、どこか遠いリゾート地にいるような錯覚に陥るかもしれません。これこそが「パラダイス」と称される由縁であり、最高の「ととのい」へと導く鍵となっています。
2階の休憩エリアでは、静寂を守ることがマナーとなっています。他の方の迷惑にならないよう、私語は厳禁。その分、静寂の中で自分だけの深いリラクゼーションに没頭することができます。
初めてでも迷わない!パラダイス三田のスマートな利用方法と料金システム

パラダイス三田は一般的な銭湯やスーパー銭湯とは少し異なるシステムを採用しています。現地で慌てないために、入館から精算までの流れをあらかじめ確認しておきましょう。
タイムチャージ制の料金体系と完全キャッシュレス決済
こちらの料金システムは、珍しい「タイムチャージ制(従量課金制)」となっています。基本料金として最初の30分が設定されており、その後は10分ごとに延長料金が加算される仕組みです。平日と休日で基本料金が若干異なりますが、短時間でリフレッシュしたい方にも、じっくり楽しみたい方にも公平なシステムといえます。
また、注意が必要なのが「完全キャッシュレス」であるという点です。館内での支払いや最終的な精算には現金が一切使えません。クレジットカード、電子マネー、QRコード決済(PayPayなど)をあらかじめ用意しておく必要があります。現金派の方は、事前にチャージ済みの交通系ICカードなどを持参することを忘れないようにしましょう。
| 項目 | 平日料金(税込) | 休日・祝日料金(税込) |
|---|---|---|
| 一般入浴(最初の30分) | 1,000円 | 1,100円 |
| 延長料金(10分ごとに加算) | 250円 | 250円 |
| 個室サウナ(予約2時間) | 4,000円 | 4,000円 |
LINEでの会員登録が必須!スムーズな入館の流れ
パラダイス三田を利用するには、公式LINEアカウントでの会員登録が必要です。入館時にスマホでQRコードを読み取って手続きすることも可能ですが、スムーズに入館したい場合は、あらかじめ自宅や駅からの移動中に登録を済ませておくのがおすすめです。登録は非常にシンプルで、すぐに完了します。
受付ではLINEの会員証を提示し、下駄箱の鍵と引き換えにICチップ付きのリストバンドを受け取ります。このリストバンドが滞在時間を記録する鍵となります。退館時にこのリストバンドを受付に戻すことで、自動的に滞在時間が計算され、キャッシュレス決済で支払う流れとなります。非常に合理的でストレスのないシステムです。
手ぶらでOK!タオルやアメニティの充実度
「ふと思い立ってサウナに行きたくなった」という時でも、パラダイス三田なら安心です。入館料にはバスタオルとフェイスタオルのレンタルが含まれているため、重い荷物を持参する必要はありません。浴室には高品質なシャンプー、コンディショナー、ボディソープが完備されており、洗面台にはドライヤーや綿棒も揃っています。
館内着はありませんが、浴室2階の休憩スペースへは全裸またはタオルを巻いた状態で移動可能です。都会のど真ん中で「手ぶらで最高のリフレッシュができる」というのは、非常に大きなメリットです。アメニティの質にもこだわっており、使用感の良さがさらなる満足感を与えてくれます。
利用のポイントまとめ
・完全キャッシュレスなのでスマホやカードは必須。
・LINE登録を事前に済ませておくと入館が早い。
・タオル込みなので仕事帰りでも手ぶらでOK。
パラダイス三田をより快適に楽しむための知恵袋と周辺情報

ここでは、より深くパラダイス三田を楽しむためのコツや、サウナ以外の楽しみ方についてご紹介します。これを知っておけば、あなたの「パラ活」がさらに充実したものになるでしょう。
混雑を避けてゆったり過ごせるおすすめの時間帯
人気施設ゆえに、平日の夕方以降や休日の午後は混雑することがあります。ゆったりとサウナを満喫したいなら、平日の朝や昼過ぎの時間帯が狙い目です。朝6時から営業しているため、いわゆる「朝ウナ(朝のサウナ)」を楽しむことも可能です。朝一番のサウナは頭をスッキリさせ、一日のパフォーマンスを向上させてくれます。
また、深夜帯も比較的落ち着いた雰囲気になりますが、深夜3時までの営業ですので最終受付時間に注意してください。リアルタイムの混雑状況をSNSや公式HPで確認してから向かうのも、賢いサウナーのテクニックです。時間に余裕を持って、混雑を回避しながら贅沢な空間を独占しちゃいましょう。
女性も楽しめる!月に3回のレディースデー情報
パラダイス三田は通常「男性専用施設」として運営されていますが、月に3回、女性だけが利用できる「レディースデー(LD)」が設定されています。開催日は毎月10日、20日、30日となっており、この日は普段男性しか入れない贅沢な空間を女性が堪能できる特別なチャンスです。
レディースデー当日は、女性に嬉しい特別なアメニティや、コラボイベントが企画されることもあります。非常に人気が高いため、この日に合わせて遠方から訪れる女性サウナーも少なくありません。女性もこのパラダイスな体験ができる貴重な機会ですので、公式SNSなどで最新の情報をチェックして予約することをおすすめします。
サウナの後に立ち寄りたい!三田周辺の絶品サ飯
サウナでととのった後は、お腹が空くものです。パラダイス三田がある三田・田町エリアは、学生街やビジネス街としての顔を持つため、安くて美味しい飲食店が豊富に揃っています。サウナの後に食べる食事、通称「サ飯(さめし)」を楽しむまでがサウナ体験の醍醐味です。
周辺にはボリューム満点のラーメン屋や、スパイシーな香りが食欲をそそる本格カレー店、さらには昔ながらの中華料理屋などが点在しています。特に「慶應仲通り商店街」周辺はサ飯の宝庫です。火照った体に冷たいビールと美味しい料理を流し込む瞬間は、まさに至福の時。ぜひお気に入りのお店を見つけてみてください。
パラダイス三田で心も体もリセットするためのまとめ
今回は、港区三田にある人気のサウナ施設「パラダイス三田」について詳しくご紹介しました。90年の歴史を持つ銭湯をリノベーションしたこの場所は、単なるサウナを超えた、芸術的で心安らぐ空間であることがお分かりいただけたかと思います。
こだわりの共用サウナでのセルフロウリュ、温度の異なる3つの水風呂、そして2階の畳エリアでの内気浴。これらが組み合わさることで、都会の真ん中にいることを忘れるほどの深いリラクゼーションを得ることができます。タイムチャージ制や完全キャッシュレスといった現代的なシステムも、スマートな利用を後押ししてくれます。
日々の仕事や家事、勉強などで疲れが溜まっているとき、パラダイス三田はいつでもあなたを温かく迎えてくれます。自分へのご褒美に、あるいは日課として、ぜひこの「都会の楽園」を訪れてみてください。一度そのととのい体験を味わえば、あなたもきっとこのパラダイスの虜になるはずです。心身ともにリフレッシュして、また新しい一歩を踏み出していきましょう。




